リーダーシップとマネジメント
これもまた悩みのひとつである。
いったい何がリーダーシップで、何がマネジメントなのだろうか?
プロジェクトのボスは「プロジェクト・
マネージャー」で、チームのボスは「チーム・
リーダー」である。
でも、チーム・リーダーでもチームの進捗管理等のマネジメントの仕事はする。
リーダーシップとマネジメント
7つの習慣を読んでいて、納得できる文章があった。
リーダーシップとは、ジャングルの中で目的地(ゴール)を探し求め、そこまでの道を決定する。
マネジメントとは、その道をどういった方法で切り開き、どういったスケジュールでゴールまでたどり着くかの計画をし、進捗を管理することである。
要約、咀嚼するとこんな感じ↑である。
これまで読んだものや、考えたものの中で一番すっと腹に落ちてきた。
少し現実的なものに置き換えて考えてみるとこうなるであろうか。(概念を書くため、極論になってしまう部分もある。)
日本から南アフリカまで船で行くんだ!太平洋~南アメリカ~大西洋を通って南アフリカに行くんだ!と、ゴールと道筋を立てるのがリーダー。そのための船を調達し、船を動かすための要員を確保し、スケジューリングをするのがマネジメント。そして、計画通りに進んでいるかを確認していくのがマネジメント。途中に嵐にあって、方向転換を余儀なくされ、あらたなルートを見つけ出し、決めるのがリーダーシップ。その新たなルートにしたがって、計画を立て直し、トラッキングしていくのがマネジメント。船員に対して「よっしゃ、頑張ろう」というのが、リーダーシップ。船員に休暇をとらせたり、だめな船員を入れ替えたりするのがマネジメント。予算が足りなくなったときに、新たな予算を確保したり、要員を減らしてコストを減らしたりするのがマネジメント。自分なりには、なかなかしっくりくる。
とすると、プロジェクト・レベルであれば、
プロジェクト・マネージャーであろうが、チーム・リーダーであろうが、リーダーシップとマネジメントのどちらの役割も担わなければならないだろう。
ただし、プロジェクト・マネージャーの方が契約、要員といったマネジメント・ワークの割合が大きくなるだろう。
どちらのこともやらないといけないということで、それらの順列を考えてみると、
- チームのゴール、方向性を決め、 【リーディング】
- ゴールまでの道筋を決め、 【リーディング】
- その道筋をどのように、どういったスケジュールで通るかを計画し、 【マネジング】
- その計画通りに進んでいるかを管理する。 【マネジング】
といったことになるだろう。
そして、大きな問題が発生したときは、あらたな制約条件の元、1~4を再度やり直す必要がある。
結局は、体制図で箱を持った人間なら、だれもが普通にやっていることだ。
だが、それをリーダーシップ、マネジメントというものに分けることができ、それらに応じて必要となるスキルが異なるということをきちんと理解しておかないとならないだろう。