2008年9月22日月曜日

私はこうして発想する : 大前研一

 
メソッド1 : 先入観を疑う
メソッド2 : ネットワークから考える
メソッド3 : ”他にはないもの”を目指す
メソッド4 : 歴史から教訓を引き出す
メソッド5 : 敵の立場で読む
メソッド6 : 討論する

大きく影響を受けるような内容は特にはなかったし、タイトルから期待する内容とは大きく異なっていた。
とはいえ、軽く読みきれる内容ではあり、収穫がなかったわけではない。

この本で言っていることの大半は、よく言われていることで斬新なものはそれほど多くはない。
ただし、具体例が他の本等とは違い、よりビジネスに即しており、より高度な具体例が多くあった。
「もし自分が~~~なら、・・・・・をどうするか?」の~~~、・・・・のレベルが高い。すぐには答えを出せるものはひとつもない。

シミュレーションをするとしても、高いレベルでのシミュレーションが必要であることを再認識した。

既知ではあるが、改めて大切だと思ったのが、
  メソッド1 : 先入観を疑う
  メソッド4 : 歴史から教訓を引き出す
の2つである。
自分では、「~~~できない。」ということはなるべく言わず、そうするためにはどうすればいいかを考える癖をつけている。
「~~~できないと、過去の経験から言ってしまうことは簡単だが、本当にそうなのか?」と考えることは大切である。このことを、この本に即して言うと、「先入観を疑う」である。
よくいるだろう、誰の周りにも。「そんなことできるはずがない。」という人間が。
思考もせずに、アイディアをそこで止めてしまうことは損失以外の何者でもない。

「歴史から教訓を引き出す」ということも大切である。
いろいろな目的のため、最近、歴史の勉強も始めている。
歴史から学ぶことも多いはずである。
戦略という面での教訓、人としての教訓も学べるし、
なぜ今の時代の日本の思考がこうなっていしまっているかを考えることにも歴史が大切である。
同時に、世界各国の人間の思考を歴史から考えるのも面白い。

この本のタイトルは、「私はこうして発想する」であるが、
大前研一自身が、こんなパターンでのみ発想しているはずもなく、ある側面のみを記述しているに過ぎないと思う。
ではあるが、これらのメソッドから発想の本質を考えることは大切である。
いろいろな思考パターンを知り、武器のひとつとして使える準備をしておく必要がある。
 

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